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リメイクデニム

お久しぶりのブログ投稿です。

今年初ということでメルマガ登録解除せずにいてくれた皆様、本当にありがとうございます涙


さて本日はリメイクデニムについて書こうかと思います。

インスタグラムで時々書いてるような気もしますが、せっかくHPもあることなのでこちらの方に一度まとめて書いておこうと思います。


RIVERといえばリメイクデニム、と思って下さる方もいるほど何だかんだと7年も作っています。

こんなに頼りになる存在になるとは当時は思っていませんでしたが、自分が本当に履きたいデニムが作れたなという感慨はあった気がします。


最初に作ったのが2016春夏シーズン。

Levi's501のストレートをリサイズしたスタンダードなストレートと、タイトフィットなクロップド。

この時に今も度々登場するハートモチーフも誕生し、無地と刺繍ありを選べるようにしていました。

今思えばこの頃仕入れてたユーズドデニムは色も状態もものすごく良かったな、と思います。


余談ですが、古着のデニムは当時に比べて年々値上がり&いい状態のものを集めるのに苦労しています。

そして、古着というのは過去に遡って増やすことはできませんので〇年代のデニム、〇〇で製造されてた頃のデニム、などそれぞれ世の中に存在する量が予め決まっています。

そしてゴミの様に扱われ、最終的にガーナ、ケニア、チリ等に大量廃棄される古着もあれば月日が経つほど価値を持って皆が探し求める古着もあります。


Levi'sなどのユーズドデニムはごくごく普通に流通していたものが先々価値を持ち始めることも多いのでRIVERが特定の時期に作られたデニムにハサミを入れ作り替える、ということはusedデニムマニアの方達からしたら眉唾で、

私は未来にそのまま残すことを望んでいる人が多いものにわざわざ手を加えてダメにしているのかと思ったこともあったのですが

やはりそのままでは今の自分にとってカッコよく履けないものをファッション的に楽しく履き潰すくらいのものに、

あるいは後年になってリメイクが流行ってた頃のクールなリメイクデニムの一つだね、

とそれはそれでまた古着として楽しんでもらえるものを作れればOKということを自分と約束しつつ制作しています。


そして何よりRIVERの生産数など世界のユーズドデニムの流通量に比べると誰も気がつかない程に少量だから気にすんな、という謙虚なのか傲慢なのかよくわからないそんな気持ちもあったりします。


話を戻しますと現在RIVERでは多くはない型数ですが長く履ける定番になり得るものに絞って幾つかのバリエーションを持って展開していいます。


古着のデニムはある程度サイズを指定して仕入れるのですが、それでもある程度サイズには幅を持たせてそれを一定のサイズに当てはめていくことになります。

仕入れの状況で想定していたものの規格外のもの使用するしかないこともあったりするのでやはり出来上がりサイズも同じになることを目指しますが少しづつ違いが生じます。


型紙に合わせて一律同じように裁断→縫製するわけではなく、元のデニムを活かしつつハサミを入れる箇所は最小限に抑えて綺麗なシルエットに仕上げる為に平面で当たりをつけつつ立体を確認しながら作っていきます。


今は次の展示会に向けて今まで作ったものを見直し、作り直したりしているのですがリメイクデニムとのお付き合いも

随分長くなってきたので最初の頃に比べて精度が上がってきたなと感じています。

とてもいいですよ!と声を大にして言いたい。


秋冬のデニムはイージーワイドデニムはお取扱店にて販売中、センタープレスのサイドスリットパンツは10月よりデリバリーです。

是非お試しください。

2016SS↓


2018SS↓

2019SSS↓


2021SS




2022AW↓

2023AW↓















































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