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それいつの



自分が生きている今この時というのは振り返った時に歴史の中でどういう位置付けになるのかな、ということを私はよく考えます。


所謂歴女的なことではなく自分が生活の中で出会った出来事や物を自分の年表に紐つけることが職業的な癖になっています。


古着を見てこれは〇〇年頃の、、、という直接洋服に関わるものだけという訳ではなく、映画でも音楽でも小説でも、家具でも、何かに触れた時はそれ何年の?何処のもの?というのが口癖です。

それが生まれた時の社会背景を結びつけてストックしておく。

なんでそんなものがその時代に生まれたのか、を考えるのはとても楽しい。



一つ一つのモノ、コトを全てを記憶していることはできないのですが、そういうことの蓄積が自分の中にあると時代感がつかみやすく必要な時に必要な情報を探しやすくなります。


そして過去のことはすぐに忘れるので時々年表なんかを見て(ネットで転がってるものや何かの書籍などについてきたものなど)振り返ってみたりします。

あの時はどんな言葉がよく使われてて何が流行ってて自分はどんな日々を過ごしててどんな服を好んでて何して遊んでいたのか。

みたいなことを考えながら。



下記は自分が物心ついてからの最近までの印象に残っている大きな出来事を超ざっくりと集めたもの。

*かなり大雑把に恣意的に選んでいるのと、単純に入れ忘れもあるかもなのと、海外の情報は全然網羅できていないのでこれは入れなきゃダメだよ、と思われる方もいらっしゃると思いますがご容赦ください。


1990 東西ドイツ統一

1991 湾岸戦争、ソビエト連邦崩壊

1993 55年体制の崩壊、EU発足

1995 阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、Windows95発売

1997 アジア通貨危機

1999 ユーロ誕生、コソボ紛争

2001 米同時多発テロ、小泉内閣発足

2002 日韓W杯

2003 イラク戦争

2004 新潟中越地震

2007 郵政民営化

2008 リーマンショック

2009 非自民政権発足

2010 アラブの春

2011 東日本大震災、福島原子力発電所事故

2012 再び自民政権へ

2014 クリミア併合

2015 COP21

2016 熊本地震

2107 トランプ大統領に就任

2018 西日本豪雨

2019 平成から令和へ、COVID-19

2021 ミャンマークーデター、東京オリンピック開催

2022 ロシアのウクライナ侵攻



こういう風に大きな枠で振り返ってみると事件や不幸な出来事ばかり書き出してしまうものですね。

新しい何かが始まることよりも何かが壊れたり失ったりすることの方が大きく刻まれるんだなあと改めて実感します。

(それと何かが始まる時ってじわっと始まるものなのでスタート地点を決めにくいこともあるかもしれません。)


何でみたのか忘れてしまったけど、人は壊れたものを壊れた時から時間を遡って考える時はそれは壊れるべくして壊れたのだとちゃんと思えるのだけど、壊れていない時に未来にそれが壊れるってことを未来から遡った時と同じようには想像できないものなのだ、と言ってる人がいました。


覆水盆に返らずなんて昔からみんな知ってるはずなのにやってしまうのが人間です。

今日改めて自分にも刻んでおこうw


年表の一つ一つの出来事を見ていいるとずっと世界は大変だったし今も絶望的な時代を生きている気分になるけど

この年表内の大きな出来事と同時並行で個々人の生活では楽しいことや嬉しいこと、そして時には年表に書かれた出来事以上に私的に悲しいこともあったはずです。

今この時を目に焼き付けつつ、でも精神は大きなニュースに飲み込まれずに自分の人生を生きたいですね。


相変わらず支離滅裂でこんな落とし所にするつもりではなかった気がしますが、まあいっか。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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