ジーンズの様なもの



三宅一生さんがご逝去されました。

カール・ラガーフェルド、アレクサンダー・マックイーン、アルベール・エルバス、アズディン・アライア、そして先日は三宅一生さんと自分にとって思い入れが特別強いデザイナーたちが亡くなるニュースはやはりとても悲しい。

ジーンズの様な服が作りたいんだと言って「プリーツ・プリーズ」を開発されたのは有名な話。

このジーンズの様な、、、という表現は私の中にずっと残っていて、時に思い返す言葉です。

世界中の老若男女が身につけるワークウェアでありファッションウェアであるジーンズ。

どんな体型の人もそれぞれの着方でOKな皆に愛される普遍的で有一のもの。

衣服なんだけど工業製品の様でもあるアイテム。

デザイナーとして名を世に残すことは難しい。

でもデザイナーの名前ではなくアノニマスな商品がずっと世界に残ってて生産され着用され続けることってもっともっと難しい。

ジーンズの様にっていうのはそういう意味まで含まれている。

2枚の布の端が縫い合わさったフラットな布切れがプリーツの機械を通して正に工業製品の様に出てきた時、そしてそれが立体的に人を包んだ時、それがどんなサイズのどんな人にもフィットするものだと知ったときの衝撃ったらなかったなぁ。

既存の作り方とは全く違う方法での服作り。

編地ではない平面の布を立体的な身体に沿わせることで西洋的な立体感を持った服になるという着物を着てきた日本人だから作れたもの。

カッコ良すぎて書いてて気持ちが昂ってくる笑

今ではISSEY MIYAKEではないところから「プリーツ・プリーズ」の様な手法で作られたブランドや商品が沢山存在しています。

これは「プリーツ・プリーズ」が本当にジーンズのような製品になってきているということ。

ほんと胸熱です。

一生さんの服は人種や肌の色や年齢、性別に関わらず全ての人に向けた生きることへのポジティブなメッセージが感じられ、あらゆる偏見を跳ね除ける様なパワーがある様に思います。

ポジティブなエネルギーとパッション。

正に今皆が望むもの。

こんなの無理よ。

私にできることって何?

問いばかりで答えはなかなか出ませんがやることやらないこと決めて進んでいくしかありません。



ご冥福をお祈りいたします。


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